臘八接心ー井上貫道老師・山梨福寿院摂心会2021
接心(せっしん、摂心会せっしんえ)とは、所縁を放捨し、万事を休息して、道本円通(どうもとえんづう)を極めるため連日坐禅に打ち込む期間です。接心中は、提唱と質疑(Q&A)・独参と坐禅があります。
世で説かれている坐禅の仕方は99%間違っているので、お釈迦様から法を受け継ぐ正師(しょうし)から坐禅の仕方を尋ねる必要があります。
坐禅は道元禅師が辧道話で言われている通り、最上の修行なのです。
今年2021年は山梨市の福寿院でも接心が開催されます。
悟りの体現者・井上貫道老師山梨接心の詳細は、こちらへ
井上貫道老師は道場安居の2年目のちょうど12月の臘八接心にて悟りを開かれた方です(福井県小浜の發心寺専門僧堂時代)。しかも禅堂詰めではなくて、野菜を支度する役目の最中でした。未だ10代の高校生に当たる年齢の時です。
爾来60年が経過しています。
従いまして現代に於いて本当の仏道を求める人が一度は参禅すべき師家(しけ)の一人です。
なお、貫道老師の福寿院接心2021は既に定員に達して締め切られています。
この接心のお知らせは、参加人数が限られているため、日頃井上貫道老師の坐禅会に出席されている方や井上貫道老師オンライン禅会LINEグループに登録の方を優先して告知されていました。
臘八接心の2日目に悟りを開いた曹洞宗・北野元峰禅師という記事を読む
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リアルの坐禅会に参加できない方、月に1回の坐禅会では物足りない方向けに、
井上貫道老師のオンライン禅会が2020年の5月から開催されています。

参加申込みの前に
井上貫道老師オンライン禅会についての詳しい情報を見る
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井上貫道老師接心会2021年12月ー山梨・福寿院
7日(火) 初日
14:00~ 坐禅2炷
15:40~ 坐禅
16:30~ 薬石(夕食)
17:20~ 坐禅2炷
19:00~ 提唱(法話)
20:00~ 茶話(質疑)
21:00~ 開枕(就寝)
8日(水)~11日(土)
8日(水)~11日(土)
4:50~ 坐禅2炷(ちゅう:1炷は40分)
6:20~ 朝課
6:50~ 小食(朝食)
7:10~ 作務(そうじ等)
8:00~ 茶話
8:50~ 坐禅2炷
10:30~ 坐禅2炷(提唱)
12:00~ 斎座(昼食)・休憩
14:00~ 坐禅2炷
15:40~ 坐禅2炷
17:00~ 薬石(夕食)・休憩
18:30~ 坐禅3炷
21:00~ 開枕(かいちん=就寝)
独参は随時
山梨市・福寿院坐禅会の情報はこちら
山梨市・福寿院坐禅会の情報はこちら
井上義衍老師の膝元で法話を聴いておられた貫道老師の幼き頃
長井自然老師の仏子庵接心中の提唱(2021年10月)より
長井自然老師は井上義寛老師の法嗣
12月の臘八大摂心と断臂摂心
禅門最大の行事とされる臘八接心
臘八接心の2日目に悟りを開いた曹洞宗・北野元峰禅師という記事を読む臘八接心(ろうはつせっしん):12月8日未明に明けの明星を見て、お釈迦様(ブッダ)が成道(じょうどう:悟りを開かれたこと)されたことに因み、12月1日から8日未明まで、禅門ではぶっ通しの坐禅修行をする道場が多いです。道場・寺院によっては、もっと真冬などに時期をずらすことがあります。
攝心中は、提唱・独参(師家との個人セッション)・坐禅があります。
断臂摂心とは
また12月8日から曹洞宗では二祖慧可大師(にそえかだいし)が達磨大師に入門した時の故事から断臂攝心(だんぴせっしん)を行なうところもあります。 臨済宗には断臂接心はなく練り返し摂心(ねりかえしせっしん)があります。断臂:臂=肘を切り落とすこと 二祖慧可大師は出家の前、達磨大師に入門を乞う時に自身の本気度を示すために雪の中に立ちながら前腕を切り落として捧げたという故事