【井上貫道老師のことば―2020年1月12日の神田坐禅会より】
修行が進まないそのわけは
修行とはどんなふうにするのかほとんどの人が知らないし、質問することもないんです

修行の根本―修行の大前提
本当の修行は、今既にできていることに気づくのが修行なんです
坐禅中に取り上げずにいるのが修行だと聞いて、そうするのが難しいという人が多いのですが、この会場に来る前に、街を歩いている時に眼前に色んな景色が展開しましたけれど、あなたはいちいちそれを取り上げていないでしょう?
むしろ、この大きなビルは何だ と取り上げることの方が少ないでしょう。
だから、あなたはちゃんと出来ているんです。
悟りとは、自分がちゃんと出来ていることにハッキリ気づくだけなのです。
だからどなたでも出来るんです。
皆さんは始めから難しそうだと言ってやらないだけ。
だれもそんなにずれていない
そうですね、一日のうち9割はあなたは出来ているんです。
あなたが出来ていないことを何とかするのではなくて、あなたが出来ていることを大事にするんです、それが修行です。
なのに、人は出来ていないことを出来るようにしようとするんだね。
すでに出来ていること、そういうの、人は当たり前だと思ってやったことがないんです。
専門僧堂でも修行僧はだれも指導者に尋ねない
[わたしも]道場に行きましたけれど、修行者は、「修行とはどういうことをするのですか」って尋ねないんだね。
「坐禅はどのようにするのですか」も師匠に尋ねない。
「修行とはこういうものだ」というイメージに従って彼らは修行している、
そんなのは修行とは言わないんですよ。
そんなのは修行とは言わないんですよ。
だから、それ[修行・修行のやり方]が分かった人がお坊さんでも居ないんです。
20年間師匠に師事しました
わたしは、20年間は師匠(井上義衍ぎえん老師)につきました(師事しました)。
義衍老師は自分の言いたいことを本当に上手に表現しているなと思いました。
義衍老師は自分の言いたいことを本当に上手に表現しているなと思いました。
そのように義衍老師のことばをたくさん聞いたのですが、わたしは自分自身のことばで表現していますよ。
でも兄は、貫道の言うことは[義衍]老師に本当にそっくりだと言うんです。
米国の人はストレートに質問するので気持ちが良いです
義衍老師のお供でアメリカに坐禅指導に行ったことがあります。
アメリカの禅センターに着いて、義衍老師が一番最初に受けた質問は、
「あなたは悟っていますか?」
でした。
帰りに師匠は、「アメリカはいい国だねぇ」と言っていました。
日本だとそんな質問しないですからね。
―井上貫道老師 Inoue Kando Roshi
※上記の老師の言葉は当日帰ってから管理人の記憶から呼び起こしたものですので正確ではないところがあるかもしれません
山梨・長野・新潟 坐禅会・摂心
それぞれお申込みが必要ですのでリンク先でご確認ください。
※上記の老師の言葉は当日帰ってから管理人の記憶から呼び起こしたものですので正確ではないところがあるかもしれません
井上貫道老師坐禅会ー2026年 甲信越地方
貫道老師の8月坐禅会は、静岡地区、東京の他、甲信越地方 (山梨・長野・新潟) でも実施されます。山梨・長野・新潟 坐禅会・摂心
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