自分の娘が亡くなって、本気になって臘八ろうはつ摂心で只管打坐の坐禅に打ち込んだ結果
ある老師からお聞きした話です。坐禅は必ず目を開いて行っています。
専門僧堂に行って真面目に修行して、お寺の住職にもなったある和尚さんがいました
お寺の住職ですから、葬式・法事もします。
奥さんを持って、子供さんもいたそうですが、ある時、娘さんが若くして不治の病に倒れ、とうとう亡くなってしまいました。
父親である和尚が、お葬式をしたのですが、以来、亡くなった自分の娘のことが気になって仕方なくなりました。
住職として、今まで何人もの人にお葬式で引導を渡してきたのですが、いざ自分の最愛の娘が亡くなった場合は違いました。
「自分の娘は果たしてどうなったのだろうか。
成仏じょうぶつ というけれども一体、実際には、現実には、娘はどうなったのか。
どこへ行ったのか。
成仏できたのだろうか?
成仏できたのだろうか?
それが自分には、ハッキリとは分からない」
自分の娘はどうなったのか、それだけが気がかりとなった。
「修行をし直して、自分で解決するしかない」
和尚さんはお寺を捨てる覚悟が出来ていました。
「求めよ、さらば与えられん」 (新約聖書マタイ7:7-12)
幸いにも、井上義衍老師の本に出会い、初めて本当の修行方法、本当の坐禅のやり方を知りました。
(老師はすでに遷化せんげされていました)
そして、お寺を捨て、再行脚(さいあんぎゃ)の思いが湧いて来ました。
専門僧堂は、住職資格を取得するための道場ですが、やはり、修行に専念できます。
そう思って、和尚さんは、
再び、専門僧堂に掛搭 (かとう<済>・かた<洞>) し、自分の子供くらいの年齢の若い修行僧に混じって、修行を再開しました。
坐禅とは、何もしないこと そして臘八ろうはつ
お釈迦様が、坐禅に打ち込まれていた時に、明け方の明星(みょうじょう=金星)を見て、悟られたのが12月8日なので、それに因んで、禅宗では、8日の暁天が終わりになるように、12月1日から摂心をして、坐禅に専念します。
それに挑んだ和尚さんは?
詳しいお話は、こちらへ
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