坐禅の仕方と悟り,見性,身心脱落:井上貫道老師の庵 まとめブログ

Dharma Talks of an Enlightened Japanese Zen Master Kando Inoue Roshi 井上貫道老師が、悟りを体現された経験から坐禅の方法や仏道について語られたものを掲載しています web上に散見される井上貫道老師のことばも引用掲載し、まとめブログとしました ( これは参禅者によるブログであり、公式サイトではありません ) このブログが正師への参禅のきっかけになりますように

タグ:法界定印

坐禅の組み方 http://zazen.blog.jp/archives/1029047318.html   ※
に図を挿入しました

hokkaijoin 








法界定印(ほっかいじょういん) 



坐禅の組み方 つまり坐禅の時にどのように身体を整えるかについては、上記※にありますが、

坐禅する間、どのようにして過ごすのか、坐禅の仕方については、

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坐禅は、道元禅師の普勧坐禅儀による只管打坐をすべきであると井上貫道老師は常々言われています。

数息観、公案工夫(公案禅)を用いません。

 

禅 座禅の心構え ~2012年9月井上貫道老師・東京都青梅禅会より①

以下井上貫道老師より御挨拶、座禅の心構え、座禅指導


 坐禅のやり方、坐禅の実践方法 ← ここにも井上貫道老師が詳しく話されています


ご丁寧な紹介並びにご挨拶頂きましてありがとうございます。
それほど忙しい者ではございません。
暇だから出てきているので。

というのはですね、誰も一日は24時間なんですね、
だからそれを超える人もなければ、それよりも短い生活をしている人もない程、
あとは何処にいるかだけなんですね。

それで何処にいるかをよーく見ると、
皆さんどういう風に考えているか知りませんが、
掛川から東京まで来るの大変だねっていうけど、この身体ずーっと運んでいるだけなんですね。

皆さん今日一日だってそうでしょう。
この身体がいろんなところに行っているだけじゃないですか。

それをよく見るといつもここにいるんですね。

ここというのはこの身体のあるところです。
自分がいるんですね。

そういう意味では行き来するものがないんです。

頭の隅で掛川と起点を置いて東京ってやると、掛川と東京まで大変だって思うけど、
この身体をずーっと見てると、ずーっとこの身体のあるところの様子だけがあるんですよ。
どこへも行かない。


そういうことが伝えたい事なんです。

間違えなくそうなんです。


そうすると忙しくなくなるでしょ?

あそこ行かなきゃ、ここに行かなきゃってそんな事無くなるじゃない。
今この身体のあるところのあり方をきちっとやって行けばそれで済む事でしょう。


zendoshihotanそれでこの後、座禅をして頂くのだけども、座禅について心構えという事だけども、
こういう事言ったらいいかと思うんですよね。


人は考えていない時に悩んだ事はない。

どうですか?
(左図はイメージです)

自分の中に考えが浮かばない時は悩まない。

どうですか?

そういう体験はわかりますか?


悩むっていう時には、あーどうしようか、あのときに、あの人と、、、
そうやっていろんな事思い起こして
考えてること、やり始めるとものがよくわからなくってどうしようかって
いうことになるんだけども

考えること止めている時はものすごく、クリアーでしょう、物事が。


で、何をするってことも必要のないくらい穏やかに、そこで生活していて
しかも自分のその内容が自分で手にとるように明確にわかって
疑いが一つもそこにはない。


そういうことで坐禅をすることは自分自身を見究めるってことなんでしょうね。


だから、最初から自分のそういう風な姿というものが今現前とありますから、
尋ねなくていい、それが坐禅のおもしろいところですね。

距離がないってことです。

今間違いなく自分のあり方ですから、
その自分の間違いない自分のあり方がここにあるから、
それがですね、探さなきゃわからないようなものじゃあない。
ということですね。



坐禅をするとき、たずねない、

尋ねないっていうことは、距離がないていうことですね。

これが坐禅の時の、どういう風にしているかっていう時にこういうことです、


尋ねない、

距離がない、

隔てがない、

これがですね、皆さん方にこういう話をしたときに、なぜか難しいんですよね。
なぜか難しく感じるんです。


それは皆さん、普段生活しているときに、必ず向こうに対象物を置いて、そしてそれに
一緒になるということをやっているんですねー。

そういう生活しかしてない。


だから対象物もないから、いきなり自分自身の様子ですから、そうすると
探さないということはですね、すごく難しいんですね。

探すほうが楽なんですね。

探すんだったらやることがあるから。


やることがあるといいんだけど、これ(坐禅)、やることないんだよー。座っていて、
やることがないと、皆さんの頭の中がパニックになる。

どうしてパニックになるかというと、
何もしない、どうするんだろうって考えるからですよ。

それを止めるのですね。

そういう思考を止める。

そうすると、今こうやって身体全体で活動している動きがそのまま、そこにさらけ出されます。

それを皆さんが見ることが、自分を見究めるって事になるんですね。

まあ後でゆっくり話はしましょう。
    (長いので下に続きあります)









禅 座禅指導 ~2012年9月青梅禅会より②  
続きです。

椅子に座ったままでの坐禅指導をしていただきました。

それでは席を後ろ向きにしましょうかね。

五分くらい、作法を簡単に説明をして、30分くらい座ってみたいと思います。


まずですね、

椅子に腰掛けて頂いた時に、背もたれがありますが、せっかくの背もたれは利用しません。

背もたれから離します。

要するに、自分の力で背中を伸ばすということです。




それでは下のほうからやりますが、

足を肩幅くらいにちょっと開いて頂いて姿勢を起します。

顎を引きます。
顎を引くっていうのは、頭を垂れるってことではないんですね。
頭をまっすぐにしたまま、顎を引き寄せる。


でそれから膝の上に置いた手を両方仰向けにいたしまして、左手の上に右手を、
そして親指の先を軽く触れ合わせてそこに楕円形を作ります[法界定印ほっかいじょういん]。


そしたら肩の力を抜いておろします。
下ろした位置はあまり前の方に出すと肩を引っ張りますから、できたらお腹の方に触れるように寄せてください。
そして肩の力を抜いてください。


次に口の処理です、
口は結んで頂いて、舌べろの先を上歯の付け根に少し着くようにします。
そして、唇、歯、を結びます。


力を抜いて体が萎むような感じで息をずーっと吐いてください。
吐ききったら大きく息を吸ってください。
そしてゆっくり吐きます。

三、四回そうやって腹式の深呼吸をして頂いたら、静かに止まって、これから30分位座ります。



鳴り物を入れますので次の鐘がなるまでの間


もう一つは目の処理ですが
目は開けて頂いて座ります。

これはなかなか話をしているのだけども、目を瞑って座られる方が圧倒的に多い。
座禅は目を開けて座るのが一応正式と言っていいでしょう。


それには深い訳があります。
目を開けて座る。
だいたい前方45度位の視線にして頂く。
そうすると半眼位の目の開きになりますので、そういった形で目を処理します。


ここまで出来たら、椅子の場合はですね、ちょっと作法が変わりますが
体を少し左右にゆっくり振ってください。
曲げてください。
それは上半身、腰から上の体を楽にします。

緊張を解す意味がございますので力を抜いてゆっくり左右に曲げていって、
その時に息を吐いて曲げてもらうとさらに効果があります。

そして息を吸いながら元に戻して、腰の付け根からずーっと
四、五回そうやって体を緩めて頂いたら中央に止まって頂いて、
今度は息をゆっくり静かに全部吐き切って頂きます。



 坐禅30分しました。


坐禅の途中、老師は静かな声で、


目を開けて下さい。

目の前の様子が見える、いろんな音がします。

それらは考え事ではありません。

見たもの、聞こえたものに価値判断をしなければ、事実そのものに触れています



と語られ更に坐禅は続きます。


 坐禅のやり方、坐禅の実践方法 ← ここにも井上貫道老師が詳しく話されています





引用元:
http://ameblo.jp/10wanko28/entry-11498533585.html
http://ameblo.jp/10wanko28/themeentrylist-10067613814.html





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