今生きている事実から目をそらさない

あれだけいろんなものを見てきたのに、今見えているものはこれだけだからね。

これだけで十分だからね、どこへ行っても。

そこへ行った時にそこへ行ったものがその通りに見えさえすれば、それで十分。


どんなものでも、実物というのはたったひとつなんですよ。

実物が二つも三つも同じようなものがあるんだったら、どれにしようかって必ずなるよね。

ひとつだから要らないこと。何もしなくていい。


私達絶対忘れてはならないのは、今こうやって生きているこの事実から目をそらさない、ということ。

管理人註:この事実というのは、頭や心に浮かぶ色々な思いではありません。このところ、間違えている方がいらっしゃいます


そこで生きているんだもん。そのうえで、いろんなことやるんでしょう。



頭が先行するのではなくて、事実に触れて生きる

事実に生きると、ゆとりが生まれる  やらなくていいことが沢山あることに気づく

ものにこうやって触れていると、そういう風な生き方をしていると、ゆとりがあるじゃんね。
だけど頭の方が先行していると、常に準備をしとかなきゃとか、それだけ余分なことしならがら生きているじゃん。

ものを本当に見切ったら、やらなくてもいいこと沢山あるわけでしょ。


武術の極意――人がいなくなる・何もしない

この前 武術家の人と会った時に、武術は二通りあるって言ってた。
ひとつは自分に力をつけてねじ伏せること。
もうひとつはよけること。
最終的なのは自分がいなくなることだって。

武術の極意は自分がいなくなること。
争わないんだね。

そこにいなきゃ、大丈夫なんだ。
人気を感じさせない。殺気がない。

人がいなくなる。

本当に強くなったら、やっぱり何もしないんだろうね。

強いんだか弱いんだか分からなくなるくらいになるのが、一番いいね。





――井上貫道老師17/3/23提唱から 【3/23提唱DVDからの抜粋】 
DVD製作者様による文字起こしになります
不明点、疑問、足らないところは、坐禅会への参禅をお願い致します  実践して何か体験を得た場合も正師への参禅が必須です


【重  要】
神戸楽の森「坐る会」のサイト https://tinyurl.com/kobeteisho
にも、井上貫道老師の神戸坐禅会の提唱の一部が文字に起こされています。

大切なことを分かりやすく提唱されている部分ですので、ぜひ、ご覧ください。