動画:座禅の仕方=結跏趺坐と半跏趺坐,目は必ず開く,法界定印, 左右揺身,経行(きんひん)



【上の動画メモ】
禅堂に入堂したら、足を揃えて、合掌低頭 聖僧様(しょうそうさま 文殊菩薩etc.仏像)に対してする
そこから、指定された経路で単に向かう
単 たん 自分の坐禅の場所

隣位問訊 りんいもんじん 自分の単に向かって合掌低頭(がっしょうていず) 意味は、両隣の人に対する挨拶 うるさいことを言えば両隣の人はそれを受けて合掌する
右回りに回って、次に自分の単を背にして合掌低頭(対座問訊)

対座問訊 たいざもんじん 隣位問訊のあと、右回りをして、自分の単を背にした状態で、問訊 これは自分の真後ろの人に対する挨拶 された人は(かなり離れているし、背中側なので見えないが、背中で気を感じたら)それを受けて合掌する

結跏趺坐 けっかふざ 
半跏趺坐 はんかふざ

法界定印 ほっかいじょういん 卵型に作る 一度両手を持ち上げて卵型になっているか目視で確認してから、ゆっくりとその法界定印を降ろす

左右揺身 さゆうようしん 坐禅をする前にし、坐禅を終えて立ち上がる前にもする

経行 きんひん 歩行禅 動いている時の坐禅 一息半歩 歩くことのスローモーションではなくて、動いている時と止まっている時とがある

坐禅(止静しじょう)の始まり 鐘が3回鳴る 三声(さんせい) 

坐禅の終わり 経行がある場合は鐘は二声(にせい) しかし、その後食事になる時、すべて終了など経行がない場合は鐘は一声
[ 禅堂生活はすべて鳴らし物で合図される
食事時には、小食(粥座)、中食(斎座)、薬石には鳴らし物が鳴るが、使われるものが異なる
終わりには終わりの鳴らし物がある 食事の時の、着座の鳴らし物、起立の鳴らし物がある
作務の開始、終わりも鳴らし物で合図される ]


坐を解く時は、急に立ち上がらず、左右揺身をする 坐禅始まりの時と違って、この場合の左右揺身は始め小さく、だんだん大きく左右揺身をする [ 急にたちあがると起立性低血圧やひどいめまい(頭位性眩暈)を起こして危険なので、(他の人に合わせようとして)慌てずに、まずは、5,6回ゆっくり左右揺身してから、ゆっくりと立ち上がって(再度ひざまずき、さらに坐蒲をふくらませます そして立ち上がります)ください ]

経行(きんひん) は、叉手当胸(しゃしゅとうきょう)(叉手した両手を胸の高さに置き、胸から握りこぶし1個くらい離す 両肘は張る(脇があく))して、一息半歩 息を吐いた時に足を半歩分前に進める その時両足に体重が均等にかかるようにすると安定する(この時は停まる この間に息を吸う) 次に息を吐きながら反対の足を半歩進める 以上を交互に繰り返す
右足を半歩進める→両足に均等に体重をかけて止まる→左足を半歩進める→両足に均等に体重をかけて止まる→右足を半歩進める→両足に均等に体重をかけて止まる→左足を半歩進める→……
となるので、経行は歩行のスローモーションではありません


経行終了の合図は、鐘が一声なるので、鐘がなったら、叉手の手のまま(合掌はしない)、低頭
この動作を揖(いつ)と言う(中国特有の挨拶)
その後、普通のスピードに変えて、右回りのまま自分の単に戻る
自分の単に戻ったら、自分の単に向かって合掌低頭(=隣位問訊)、右回りに回って自分の単を背にして合掌低頭(=対座問訊) 東司(とうす=便所)に行く人は退出、行かない人はそのまま後ろ向けに単に坐して、坐禅をする


坐禅 今までどこかで聞いた坐禅に対するイメージや概念は持ち込まないこと 「今日は気持ちよく座れた」「今日はうまく行った」と言うような方は、すでに坐禅に対するイメージがあるので、そういう評価をするのであって、これでは、坐禅になりません

教えが守りにくいのは、目を開くこと

頭の考えを追っていて、目を開いていても、目の前が見えない人がいる これは全く坐禅とは言えない



井上貫道老師坐禅姿