坐禅の仕方と悟り,見性,身心脱落:井上貫道老師の庵 まとめブログ

Dharma Talks of an Enlightened Japanese Zen Master Kando Inoue Roshi 井上貫道老師が、悟りを体現された経験から坐禅の方法や仏道について語られたものを掲載しています web上に散見される井上貫道老師のことばも引用掲載し、まとめブログとしました ( これは参禅者によるブログであり、公式サイトではありません ) このブログが正師への参禅のきっかけになりますように

最高の頭脳を持つ 素粒子物理学者が 井上貫道老師にとことん質問をしたが、老師は、どこまでも答えることができた


(これまでの体験談以外に、あと、3~5名ほど投稿できる体験談があります。)

U氏は、ノーベル賞受賞者をたくさん輩出した超一流大学 K大学* の理学部物理学科出身で、今は大学の先生です。当時は、医学部ブームの来る以前のことで、一番「頭の良い」人は、医学部ではなくて、この大学の理学部物理学科に入学したようです。
物理学者のU氏が,「仏教の悟りなどというが、本当にそんなものがあるのだろうか?」と参禅を始めることになったそうです。

井上貫道老師に出会い、老師に徹底的に質問をした。
最高のIQで、質問攻めにしました。

しかし、井上貫道老師はすべて答えることができたそうです。

※ちなみに、貫道老師は、よく分からない時には、問い直したり、「これこれと言うことですか」と確認したり、「自分はそうは思わない」という時には、反論したり、質問したりすることを大変喜ばれます。
分かった顔をすることを嫌われます。


その物理学者のU氏いわく、


「普通は、徹底的に問い詰めるとだれでも底が見えるものです。

でも、井上貫道老師だけは底が見えなかった。

どんな突っ込みにも答えられた」そのように言われました。



その後、U氏は、地元の禅寺にそれこそ毎日毎日坐禅に通うようになり、しまいにはお寺の近くに家を買われました。



禅に出会ったその頃の大学での講義の要約が別のブログに掲載されています。





<ここから-->
 
●ニュートリノは光速より速いか。

相対性理論は光速が一定という前提で体系づけられているが、光速より速いものがあるという前提に立つことで説明しやすくなる別の世界も実はある。



●物だけを認める思考をつきつめていくと、人類は壁にぶち当たる。

人間は自ら改善できず、部分的に失敗をするまで目が覚めない。



●一般には「見られている対象物があり、見ている人がこっちにある」と思われている。

しかし実はそうではない。見られるものと見ている人は一つなのだ。

物理学で言えば、
 見る方:人の意識
 見られる物:素粒子~宇宙

宇宙の方が素粒子より大きいと通常は考えられがちだが、そう単純ではない。素粒子のように小さくなればなるほど、次元の数が増え、広がりも大きくなる。例えば、一個の電子は宇宙全体に広がっていたりする。



●洞窟の比喩(by プラトン)

洞窟の中、ロウソクの光で壁に映った影を実体だと勘違いしているが、実体は別のところにある。
ややもすると我々は実体を見ていないことが多い。



●シッタカブッダが馬を見る

馬の一部分ずつを見て想像でつなぎ合わせ、似ても似つかないものを馬だと思い込んでいる。



●誰か特定の人をイメージするとき、その人の一昨日の姿、昨日の姿、今日の姿を記憶でつなぎあわせ、それをその人だと思っているにすぎない。

その人と付き合っていると思い込んでいるが、実際にはその人の事実と付き合っていない。



●オンライゲーム等では、ゲームの舞台となる世界がひとつ存在し、各プレイヤーのPC画面には、それぞれのプレイヤーからその世界を見た映像が表示されていると思いこんでいる。

しかしそれは真実ではない。実際には各プレイヤーの画面それぞれだけが真実であり、それらを統一したひとつの世界なんてものはない。理解しにくい話だが、分かるかな? (モナドの概念)

我々の生きている世界だって、実は同じことでしょ。



●(老婆に見えたり若い娘に見えたりするだまし絵を見ながら)視点の違いによってこのように認識が変わる。



●素粒子も同じく、粒子の側面と波動の側面を持つ。同時に二つの側面を持っているのである。

例えば「シュレディンガーの猫」は、確率的に生きていると同時に死んでいるという状態である。同時に生と死との二つの側面を一つの状態で有していると考えられる。



graviton●量子力学のΨは波動関数であるが、これは粒子を表現する場合と波動を表現する場合の両方を持つ。観測した場合、すなわち見た場合には粒子となり、見ない場合には波動となる。

つまり、見るか見ないかによって素粒子の振る舞いが変わるのである。

見る側によって見られる側の振る舞いが変わるのだから、見られるモノと、見ているココロは、実は別のものではない。




●カントの主張
「時間と空間は自分の外に別に存在するのではなく、自分の中に存在する。」

これは非常に衝撃的であり、コペルニクス的転回であった。




●ハイデガーの主張
「周囲の対象物を見ているこちら側が自分だと思っているが、そうではない。こうやって見えている周囲の事実こそが自分なのだ。」

これも当時、衝撃的な主張だった。

彼は若いころ死にかけたことがあり、カトリックの修行を真剣にやったらしいが、そのせいで覚醒したのかもしれない。




●聖書には「I am that I am」
(アイアム・ザット・アイアム I am that which I am )
私は、私がそうであるところの物である)という言葉がある。




●人生はそっち側(周囲の対象物)にある。こっち側(自分)だと思っているが、そうではない。



●「りんごが存在します」と誰かが言ったとする。じゃあ、その「りんご」を出してごらん、と言うと、ちゃんとりんごは出せるだろう。でも、「存在する」ということを出してごらん、というと、これは出せない。「存在する」というのは概念にすぎない。

つまり「存在する」なんてものの実体は存在しないのである。



●「ある」という意識が対象を産む。




●素粒子を観測するということは、つまり自分自身を観測していることなのである。

<--ここまで>


  以上は、ブログ『浜松で禅修行』 http://ameblo.jp/hamamatsu-zen/entry-11107088475.html からの引用です。




U氏の言葉を借りれば、

「『頭が良い』ということは、この世界に限って言えば、少しも良いことではない」だったようです。

(井上貫道老師も、悟りの道ということでは、頭の良い人は苦労すると言われています)


そのせいか正師に出会うチャンスを得ながら、今年の春、ようやく見性された(悟られた)ようです [失礼な表現かもしれません]。 参禅始めて16年だそうです。
少し後輩で、U氏のように頭が良くなくて、老師のお話を理解できていなくて、U氏に質問することもあった年輩のTさんが、先に体験を得られたので、焦ることもあったそうです。

しかしながら、U氏、自己とは何か の探求心を持ち続けられた結果です。 



その体験以後、攝心(せっしん)の時に、近くの人にこんな事を言っておられたのが聞こえました。



物理学者Uさん: 「悟りとはどのようなことなのだろうか?(悟ったらどのような状態になるのだろうか?) と自分で想像して時間を浪費することだけはやめた方が良いですよ」




[ 投稿者後記 ]
あと、5名ほど体験談があります。


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* K大学や東京大学の人が禅をするのは珍しいことではありません。 また、理系の人が坐禅をするのは大変多いようです(現在の参禅者にもたくさんいらっしゃいます)。

Appleの創業者のスティーブ・ジョブズも曹洞宗の禅を一時期トライしたようです。
出家しようかという選択肢もあったようです。

彼は、「今日は何を着ようかと考える時間が勿体ない」と、いつも僧侶と同じ色の黒のタートルを着ていましたが、これも禅の影響です。
ちなみに、Macの方がWindowsよりはるかに優れています。しかも、シンプルにできています。
Windowsは、いわゆる2000年問題で(2000年が来た時にやり変えないといけなかった)騒ぎましたが、Macは西暦3000年より少し先までちゃんと準備ができていました。その点でも、Macの優秀性が分かります。
しかしながら、Windowsのシェアが大きいので、一般にはWindowsOSが普及しています。
決してMicrosoftが優秀なわけではありません。
しかし、この記事はWindowsで書いています。ありがとうございます。(^^ゞ


頭が良いということは、記憶力が良いとか計算が早いということだけではなくて、一つには概念を構築する力が優れているということがあるように思います。


U氏のことではありませんが、
悟りの体現者が、実物を提示されているのにもかかわらず、「それはそういうことか」と概念を形成してしまい、以後法話を聴くたびにたくさんの概念を形成します。そして、以前学習した既存の概念と比較したり、概念を修正したりして、さらに概念を精緻にしようとします。

もちろん、他の人より老師の話も記憶したり理解するのが速いので、人にこういうことだと代弁してあげることすらできるようになります。

しまいには、悟りとはこういうものではないかと近似値的概念ができたと喜びます。


そのような無駄な時間を使うので、悟りとはよりかけ離れてしまいます。
思考の世界、考え方の世界で、楽しんでいるだけになります。
気をつけなければいけないところです。


なので、頭の良い人は、世間では場合によっては少し高い評価を得るかもしれませんが、ここ仏道では、あまり役に立たず、悟りに至るのに苦労するということになります。



むしろ禅とか仏教とかの前提知識のまったくない方が、井上貫道老師のような正師に参じて、2回目とか、半年以内の参加で「自分がいない」体験をされるのも、そういう理由です。

今後も、初心者の人の禅体験を掲載します。みなさん参禅開始後、1年以内の方々です。
ちゃんと坐禅は正しく行じていらっしゃる方々です。




 

自己は消え、老師の声が聞こえるのみ――貫道老師坐禅会参加が2回目のある女性の体験



井上貫道老師のある坐禅会のことです。

午前中坐禅を3炷(ちゅう)、それから斎座(さいざ=昼食)、午後坐禅1炷、提唱、質疑応答という差定(さじょう=時間割)です。


老師の提唱後、お茶とお菓子をいただきながらの質疑応答で、
女性が発言されました。


「今日は、2回目の参加です。

前回、初めて参加した時に、司会の方が、提唱の聞き方として、
「メモを取らずにただ聞いてください※」と言われたので、
今日もそうしていました。

そしたら、老師の提唱中に、自分がなくなっていました。

自分がなく、ただ声だけが聞こえるのです。


なるほど、だから、メモを取らないほうが良いのかということが分かりました。」




※この坐禅会では、司会の方が最初にこう言われています。

「提唱の聞き方です。
ただ聞いてください。

普通の学習方法とは違います。 

zazenjosei2toblack_FotoSketcherメモも取りません。

メモを取るというのは、自分の気に入った言葉をメモするだけでしょう?
これは気にいる、これはそうでないと区別するのでしょう?


しかも、メモをしている間は、お話を聞いていませんし。


だから、

ただ聞いて下さい。


そのことがそのようにあるだけですから。」



井上貫道老師が坐禅の仕方として以下のように言われています。

 

「観察しないこと、

眺めないこと、

事実にいるだけ。

見る人がいなくなって事実だけになります。

そうやって座ってください。」 ――井上貫道老師


井上貫道老師による坐禅の仕方・坐禅の方法はこちら  
← クリックして下さい


 
上記の女性の方は、老師の提唱中でしたが、素直に参禅されていて、
まさに、聞く人がいなくなって、事実だけになられたのです。

*提唱 (ていしょう) とは、悟りの体験者が、実物そのものを見せること 
講義や解説ではない
自分のことを明らかにした仏道の人が、
事実を
各自の自分自身の様子( その場にいる参禅者自身の自分の様子 ) がどうなっているか
ということを直截に指し示すこと




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【投稿後記】
ここに記載した・これから掲載する参禅者体験は、1年を経過しているものを選んで投稿しています。
投稿者は、インタビュアーやレポーターではありませんので、その後、その人がどのように修行されているかは知りませんし、その後の修行をインタビューしていません。

老師が提唱しているのではなくて、自分が提唱をしていたー一参禅者の体験




井上貫道老師のある坐禅会が終わって、会場片付けの時に、何人かの人が老師の周りに集まってきました。

その中の一人Wさんが言われました。

「実は、このところ坐禅をする時間がなくて、今日はガッツリ坐禅ができました。


300kandoroshiteishoatkobepen今日ですね、


老師が提唱しておられる時、


あれー、自分が提唱しているわー   ってなったんですよ。




……なんじゃらかんじゃら……



それから、老師が言われた人の話を聞いていないというお話、
わたしも、自分の子供の話を聞いていないということ、ズンと響きましたわー」

*************

井上貫道老師の提唱中に、提唱しているのが貫道老師ではなくて、自分が提唱している
ことに気づかれた体験でした。


Wさんは一般のお勤めの方です。
井上貫道老師に参禅始めて多分一年くらいでの出来事です。1年経っていないかもしれません。

「ちょっと気をつけて坐禅している人は、気づきが来ますね。 一旦気づきがあるとガタガタッと変わって行きますね。」―井上貫道老師




「…ほとんどの人が、

『私たちの生活しているのと違った別な教えが、諸仏方、悟りを開いた人たちにはあるんじゃないか。

だからそういう人たちの素晴らしいものを、できたら自分も味わってみたい』

そう思って間違えているのでしょう。

そもそもそれが間違えなのでしょう。

なんで今こうやっているのに、これで満足できないかを尋ねた方がいいのでしょう。

何が満足させていないのですか? 

それを本当に追求するためには、今まで使ってきた思量分別を一切使わずに、この事実にいて [居て]みることなんじゃないですか? 


それが、坐禅と言われる行なんじゃないですか?」 ―― 井上貫道老師




◇    ◆    ◇    ◆    ◇    ◆    ◇    ◆    ◇



上記体験者の言葉で、子供の話を聴いていないという話というのは、

老師:
「親って、子供の話を聞きませんね。
子供の話を聞いたら、その話で出たものを買ってあげないといけないもんだと思いこんでいるものだから、
最初から、子供の話を聞かない。

子供の話を聞く ということと 子供の話で欲しがっているものを買ってあげないといけない ということは別なんですよ。

話を聞いても、買うこともあるし、買わないかもしれない。


子供だって、ちゃんと親の経済状況を分かっているから、
話を聞いてもらったら、あとは、我慢することだってできるんですよ。

それくらい子供は賢いですよ。」


と井上貫道老師がその日の提唱と質疑の時間に話されたことからです。



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【投稿後記】
ここに記載した・これから掲載する参禅者体験は、1年を経過しているものを選んで投稿しています。
投稿者は、インタビュアーやレポーターではありませんので、その後、その人がどのように修行されているかは知りませんし、その後の修行をインタビューはしていません。

また名前を知っているのは、このWさん以外に2人くらいで他の体験者達の名前は知りません。
体験談を坐禅会中などに話されることがあっても、そもそもその人の顔を見ていないので、男女以外分かっていません。


上記Wさんのように、個人を知っている人であってもできるだけ個人を特定できないように余分な情報は書かないようにしています。使用した人名のアルファベットは、その人の本名とは全く関係がありません。ZからAまでを、日本人の姓にならないものは除外して使っていきますので、まずはYさん、次はWさん、次はUさん、Tさんという順番になります。



井上貫道老師に参禅を始めて1年で気がついたサラリーマン



 
これはある人Yさんの体験談です


わたし [このブログ投稿者] が、井上貫道老師の坐禅会に出た帰りのことでした。駅近くでYさんに出会って、多分初めてこの人に話しかけました。

前日の他所での貫道老師の坐禅会での一参禅者の人がちょっとした見解を話されたので、そのことについて、前夜も出席されていたYさんはどう思われますかということを尋ねました。


Yさんは、坐禅に真剣に取り組んでおられること、かならず井上貫道老師の独参の列に並んでおられること、経行(きんひん)(歩行禅)の姿が美しいことで、以前からはその存在には気づいていました。

僧侶ではなくて、企業に勤めていた一般人の方です。 


その時のわたしの質問に対してどう答えられたかは覚えていませんが、続いてこう言われたことをハッキリと覚えています。



「こういう会話って、この坐禅会の人ってあまりしないんですね。

実は、わたしは貫道老師に参禅始めてちょうど1年くらいの時、見性したんです。
[ 当時は、この「見性」という用語をYさんが使われたかどうか、記憶が定かではありません ]


攝心の時に朝の坐禅で、坐禅終了の鐘が鳴った時に体験がありました。
zendohansho 


貫道老師に出会ってから、言われたとおりに修行していただけです。

修行ってとても簡単なことだなと思いました。

 


そうそう、
そのあとの体操の時に、雨だったから本堂で体操があったのですが、インストラクターの人に向かうと、インストラクターの人以外誰もいないんですよ。
とても面白かったですよ。※




でも、そういう体験があるとどうしてもつかんじゃうんですね。」





投稿者「その体験のことを老師には独参で言われたのですか?」


Yさん「はい。 老師にも、その体験の内容ではないぞ、掴んではいけないよと言われたのですが、つかんじゃいました。」
(実際には老師とYさんとの間にどのようなやり取りがあったのかは不明ですのでご注意下さい)




Yさんの体験について、その時はもっと質問したいことがあったというか、体験の時は、どんな感じだったかもう少し詳しく知りたかったのですが、修行上の先輩であるMさんの所に行く約束があるということで時間切れになりました。

その後もYさんと話す機会はありましたが、人の体験については、興味がなくなってしまっていましたので、彼の上記の体験については、それ以上尋ねたりすることはありませんでした。


      *            *           *            *           *            *           *            *

 

Yさんは貫道老師に参禅を始めて1年で気づきを得られたのです。
その前に一度だけ、宗門の専門僧堂で修行僧に混じって、攝心をしたことがあったと話されていました。

体験を掴んでしまわれたので、終わりとはならず、それ以後も坐禅修行と参師聞法を続けられました。


ずっと、あとから分かったことですが、その人は、老師の指導される正しい坐禅が本当にすぐにできるようになったそうです。



「真っ正直な人って、修行が速く進みますね」 ―― 井上貫道老師


「一ヶ月に一度坐禅会にやって来て、そこで修行を思い出すのでしょう。 普段は何もやっていないんだね。
それでは、絶対に [修行成就は] 無理ですよ。
何年かけても無理。

世の中のことでもそうでしょう。

実践したら、一ヶ月もあれば何かあるはずだから、どうなったか教えてください。
やっていないと疑問も何も出てこないでしょう?」

―― 井上貫道老師
[ 井上貫道老師坐禅会では、必ず、質疑応答の時間があります ]





※[攝心 (せっしん) というのは、在家の人も、仕事は休み、人間関係を絶ち、ニュースやTVやスマホを見ずに、日記もつけず、すべてをお預けにして、道場に泊まり込んで行なう合宿型の坐禅修行期間のことです。
朝から寝るときまで坐禅を中心に一心不乱に修行に専念します。この期間は、心おきなく自分の様子に親しくいることができる大変貴重な時間です。

師家(老師)を指導者として、坐禅、提唱(ていしょう)、独参(個人指導)で構成されています。 食事は1日3度ありますが、食事を摂るのも、トイレも、昼の休憩中も、形の異なる坐禅修行になります。
提唱の講本以外、文章を読み書きするのも禁止です。 


よくある荒行のように、食事も睡眠も制限されることはありませんし、1日11炷と言っても、人と一緒にするので、よほどでなければリタイアするような厳しさはないので、ついつい、甘く見て真正面から取り組まずに、ただ外見上は坐禅の形を守るだけで数日を過ごす人もいないわけではありません。

あくまでも内面でどのように自分の今の様子と親しくいるかが問われますので、摂心のあとは、人によって大きな差が生まれてしまう行でもあります。


道元禅師や井上義衍老師は道場で、一夏90日間の安居期間中は、隣で坐禅している人の顔を見たことがなかったと言われています。 




この体験談当時は、攝心の暁天2炷の坐禅のあと、朝課(朝のお経)があって、その後、戸外で体操をしていました。その時は雨降りだったので、本堂でしていたようです]




【投稿後記】
ここに記載した・これから掲載する参禅者体験は、1年を経過しているものを選んで投稿しています。
投稿者は、インタビュアーやレポーターではありませんので、その後、その人がどのように修行されているかは知りませんし、その後の修行をインタビューはしていません。


上記Yさんのように、個人を知っている人であってもできるだけ個人を特定できないように余分な情報は書かないようにしています。使用した人名のアルファベットは、その人の本名とは全く関係がありません。ZからAまでを、日本人の姓にならないものは除外して使っていきますので、まずはYさん、次はWさん、次はUさん、Tさんという順番になります。

cover_teisho1kindle20170707small真実、悟り、禅修行とは(1)
道元禅師『学道用心集』『普勧坐禅儀』、黄檗希運禅師『伝心法要』提唱録』
(井上貫道提唱、2016年)


※書籍タイトルを『井上貫道老師提唱録 修行の大前提:真実とは、悟りとは、修行とは、禅とは』から変更しました


詳細・ご注文はこちらから
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 真実に気付く(悟る)ためにはどうすればよいのか。十代で悟りを開いた井上貫道老師が、修行の大前提としてまず理解するべき基本(真実、悟り、修行、禅とは何か)を、道元禅師の『学道要心集』『普勧坐禅儀』、黄檗希運禅師『伝心法要』を紐解きながら、懇切丁寧に説明。さらに只管打坐の坐り方についての具体的な説明も独立した一章としてあり、即実践を始められるようになっている。真実を求め、修行を志す方は必読の書。


真実、悟り、禅修行とは(1): 道元禅師『学道用心集・普勧坐禅儀』、黄檗希運禅師『伝心法要』提唱録ー井上貫道老師語録がAmazonから出版されました

 

修行の大前提:悟りとは、修行とは 井上貫道老師語る

井上貫道老師提唱録が8月28日、出版されました
※書籍タイトルが『井上貫道老師提唱録 修行の大前提:真実とは、悟りとは、修行とは、禅とは』から変更されました



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今年5月にある曹洞宗寺院で、井上貫道老師を師家に迎えて攝心が行われましたが、その時の攝心の提唱がまとめ上げられて書物(電子ブック)になりました。

井上貫道老師とは、こちら

(本書初版中の、貫道老師の生年1943年は正しくは1944年(昭和19年サル年)です 9月2日以降のものは訂正済み)


初日の井上貫道老師の提唱は特に素晴らしく、法悦にむせび泣く方が続出しました。
爾来、静かで熱心な攝心となり、5日間の修行が円成しました。


 

その井上貫道老師の提唱の録音を、在家のお弟子の一人が文字に起こし、貫道老師の最終チェックを経て一冊の書籍となりました。
 
今回は電子ブック*としてAmazon Kindle本での出版です。
 (そもそも Amazonあまぞん って何だ?、という人には、このページ最下部に登録方法を書いています 電子ブックの扱い方も下に書いています)

 
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*電子ブックリーダーがなくても、アプリを使用すれば、パソコン、android、iPhone、iPad などで読めます。
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9月1日付記:製本版も他社から出版されました⇒ https://satorizen.wixsite.com/satori/blank

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注文を受けてからの印刷・製本なので、本が届くまでは1週間前後かかります。
 



※ (攝心とは、数日間諸縁を放捨して、朝起きてから夜の就寝まで、他と会話せず、休むことなく油断せず、修行三昧となる修行期間 1日11炷から12炷の坐禅、提唱、独参あり)
この攝心は、僧俗合わせて総勢30名 (定員あり) の参禅者でした。
女性の参加率が高く、他所の坐禅会に比して平均年齢もかなり低かったようです。


さて、その井上貫道老師ですが、大阪の由緒ある古道場にて1日坐禅会を定期的にされていますが、
井上貫道老師大阪坐禅会の提唱DVD(手製)も頒布中です。
 『普勧坐禅儀』提唱と質疑合わせて約90分 頒価1回分1枚500円、送料200円
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    売上は、関西での貫道老師坐禅会の運営に使用します(会場費や備品代と講師交通費に充当)



【『井上貫道老師提唱録』本文より抜粋】 

「…修行するっていうことは、思量分別を扱う世界じゃないのですね。
それをやったら、ものの真相がほとんど永遠にわからない。

私の前に生きてきた人たちが、何億もいるでしょう。そういう人たちが皆、経験したことなのですよ。…
気が付いた(悟りを開いた)人たちは、そういう(思量分別を扱う)ことをしないで、それで初めてものがわかったと皆さんに伝えているのだから、信じたらいいじゃない。
数から言ったって、膨大な試験をやった上で、それが事実だっていうことは、もう明白なのです。
一万人に飲ませたら、たった一人しか生き残らなかったというくらいの毒薬だったら、飲まないでしょうが。

…それだのに、思量分別を取り扱うこと止めなさいって言っても、止めない。死んでもいいと思っているのだよ。」




◇    ◆    ◇    ◆    ◇    ◆    ◇    ◆    ◇

この度の出版ですが、心に響くところがあれば、
老師に実際にお会いして、法を尋ねてくださることを希望します。
書物よりもライブに勝るものはありません。

東京、静岡、関西、岡山などで毎月坐禅会がありますし、アポイントを取って老師に直接お会いに行かれることも可能です。


全国各地の 井上貫道老師坐禅会情報 は、こちら↓
 http://zazen.blog.jp/archives/cat_958259.html

(各地の主催者の求めに応じて、その地で坐禅会が開催されています)

◇    ◆    ◇    ◆    ◇    ◆    ◇    ◆    ◇




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